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マジメなお~な~blog

「この子は幸せなのだろうか?」



ペットを飼っている飼い主さんが一度は考えること。
家で飼っていようが、猫カフェの猫であろうが、
猫でも、犬でも、ウサギでも、その他のペットでも。
愛を持っていれば生まれてくる感情です。


「もし、違うところで飼われていればもっと幸せに可愛がってもらえてたかも・・・」


そう思ってしまうこともあると思います。





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ある仲良くさせてもらっている猫カフェのオーナーさんも言います。

「この子達は幸せなのだろうか?」

普通に飼っていればもっと幸せかもしれない、と・・・。

同じ猫カフェオーナーとしてその気持ちも痛いほどわかります。
猫たちは飼い主を、暮らす環境を、選べません。
ましてや猫カフェは猫には特殊な環境かもしれませんし。
常に猫の体調を万全に管理できたり、気にかけたり、傍にいてあげれ、
遊んだり可愛がったりと、淋しい思いをさせなというメリットはあります。
でも、多少なりともストレスがあるかもしれないデメリットもあるでしょう。





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家飼いのペットでも、
家を空ける時間が多くかまってあげられる時間がなかなか取れない方もいるでしょう、しつけや飼われる環境があまり好ましく出来ていないところで飼われている子もいるしょう、いろんな理由により突然生活・環境・飼い主が変わらざるえないペットだっているでしょう。人のエゴで与える愛が彼らにとって100%の幸せでないこともあるでしょう。

それはペットにとっては悲しくそしてストレスにもなります。





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ペットは、選ぶことができません。
拒否することができません。

かといって、相対的に幸せを比べることもしません。
今あるものが彼らのすべてであり、そこに幸せがあるかです。

ただ、彼らが幸せであるかどうかは彼らにしかわかりません。
でも飼い主さんとペットをみれば愛があるかはわかります。
表情やしぐさなんかを見てればわかります。


飼い主さんが愛を持って接していれば彼らは幸せに近いのでしょう。





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やがて彼らには人より早く旅立つときがきます・・・。
そのときにもう一度必ず思い返します。


「この子は幸せだったのだろうか・・・」


「もっと幸せにしてあげられたんじゃないだろうか・・・」



悲しみ、後悔、怒りetc....

自然な感情です。

どうしたあげるのがペットにとって一番幸せなのかはわかりません。
愛を与えても与えても与えても、
彼らから「満足してるよ」という言葉は返ってきません。
飼い主さんが満足しなければ与える愛は底なしです。
愛を時間をかけた分、失ったときの喪失感は計り知れません。
先程言った感情に押し殺され、私生活に支障をきたすこともあります。

それが、『ペットロス(ペットロス症候群)です。

(ペットロスに関する詳しいことはまた別のときに。)





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多かれ少なかれペットを飼った人はペットロスを経験します。
言い換えれば、
そこに『命』の重さがあり、
与えた『愛』の深さがあるんだと思います。



ペットを失って悲しむことも、『ペットロス』になることも、
人として正常な心の反応です。
他人に否定されるものでもありませんし、恥じることでもありません。






ペットロスに知識や資格があっても、
僕も今いる子たちを失ったらペットロスになると思います。


だからこそ、今いる子たちへ、
後悔しないように最高の最上の愛情を与えているつもりです。
たとえ、別れを迎えるときがきたときに、


「あの子はうちに来て幸せだったに違いない」


と思えるように。




0802 (29)









日本でもいろんなペットが飼われていて、直に命と関わっています。
人にはそれぞれの飼い方と環境があります。
そして、ひとりひとりの愛情の注ぎ方があります。

その中で、今、

自分のできること、

その環境で飼っているペットへ、

『最善を尽くす』

ということが大切なんだと思います。


それが出来れば、きっとペットも幸せに違いありません!
そして来る時、幸せな旅立ちを迎えてくれると思います。




旅立ったあとの悲しみから逃げることはできません。
そうであるのなら、『今、幸せなのか?』と悩むより今を大切にしていきましょう。

飼い主さんが悩んだり悲しんだりしているのは、
ペットにとって幸せではないのですから・・・。











会えなくても飼い主さんが笑ったときは幸せなんだって、
天国からずっと見てるんだって、パパが言ってたのね~。
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久々にマジメなblogっぽいのを書きました。
今まで僕は犬3匹猫5匹鳥数羽を見送ってきました。
別れは慣れるものじゃありません・・・。
きっとみんな幸せに天国で暮らしてるかもしれませんし、
生まれ変わって幸せな生活を送ってるかもしれません。
その子達の全員を後悔なく見送れた自信はありません。
今も思い出すと・・・な子もいます。
よく言われる月並み話ではありますが、
いるときにはその大切さや尊さになかなか気付けないものです。
失って初めて気づき途方に暮れるしかありません。
悲しみや後悔と戦ってやがて和解し受け入れられるようになるだけです。
それが長かったり短かったり、未だに続いていたりと。
人に言われてもなかなか難しいことではありますが、
今ペットを飼っている人にはぜひ後悔が少なくなるように、
たっぷりと愛情を注いでほしいと思います。

もしコレを読んで前に飼っていた子のことを思い出して、
悲しくなってしまった方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。
でも、たまに思い出してあげるときっと喜びますよ。
僕もたま~に昔の子が会いに来てるって感じるときありますから・・・な、お~な~


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自然の力

「涙が出るのは、心の悲しみを洗い流して、
 元気になろうとしているのです。」
いや、元気になってと言ってくれているのかもしれません。

 私は、キャテリアムのニャンズが好きです。
撫でてうっとりしてくれても、追っかけて逃げ回られても、鼻ちょうちん作って爆睡してても。たとえ、がぶっと甘噛みされても。いろんな表情見せてくれるのがうれしいのです。

(11匹が全員20歳オーバーで、私が還暦ってのは想像したくないはですが、でも、それはそれで、意外と仲良くできそうな気もします。きゃてパパ、ママ、スタッフさん、スタッフJr(2代目?)さんがんばってね、応援しますから)
 
追伸:        Λ Λ
ネロがべっぴん!!(ΘoΘ) ガチャピンkawaii!!
ぽんちムックもかわえぇ?!

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No title

朝方から号泣してしまいました。
私の実家には今年で20年目の黒猫がいます。
最近、痴呆ぎみで昼間は寝てばかりで食事は超少食で
真夜中にとても大きな声を張り上げます。
お正月の帰省では何度も何度も様子を見に起きました。
私の両親はいつものことだからと放っておきますが
私はたまにしか会えないので、大好きで仕方ないので
彼女の声にできるだけ応えてあげたいんです。
年齢が年齢なのでいつか別れがと思うと涙が出ます。
考えるときりがなく、ドツボにはまるのですが・・・
お~な~さんブログを読んで泣いたらスッキリしました。
なんだかほっとしました。有難うございます。
私は1度だけしかそちらに伺ったことがありませんが
ココちゃんがソファで丸くなって熟睡してるのを見て
幸せな気持ちになりました。長文すみません。

又聞きなのですが…

とある心理学者さんの考えを以前に聞きました(名前はすっかり忘れましたが(笑))。

人というのは、「自分と相手の関係の上に存在するもの」という考えがあるみたいです。
言葉ではわかりづらいですが、1つの○を自分、そしてもう1つの○を相手だとしたとき、それらが重なり合う所に人は『存在する(Being)』ものという考え方です。

たしかに人間って、相手によっていつもの異なる自分が存在するものですよね
だからこそ、「自分」は相手によって存在しているという考え方にはっとさせられました。
もう1つの○を失うのは「自分」を失うのと同意なんでしょうね。

相手が、動物であっても人であってもその『存在』がなくなるというのは並々ならぬ苦痛だと思います…

実はねこびっちは、昨秋に職場の後輩を亡くしているのですが、あの虚無感といったらなかったです。
それこそ「幸せだったのかな?」とか「自分が殺したのかな?」とかいろいろと思ったりもしました。


だけど、1つだけ悟ったことがあります。
後輩はねこびっちが散々叱っても笑ってくれるんですよ。そして、甘えてくれるんですよ。
注意されるのって不快なのに、それでも甘えたいと思える人がいるって、すごく幸福なコトじゃないですか??
(僕だけの力では全くないのですが、後輩のお父様から「息子はいい職場で仕事ができた」と言って頂きました)


先日、あや店長が脱走犯グリのブログを書いていましたが、ああやって甘えられるのって幸せだと思います。
昔、自分が甘えた経験を思い返しても、とても幸せでした。

だから、どんなに注意してもやっぱりスタッフさんに甘えてるにゃんずを見ると幸せなんだろうなって思います
まぁ、注意する側は大変でしょうが(笑)



以上、最近、ネロが黒いガチャピンに見えて仕方がないねこびっちでしたー

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プロフィール

キャテリアム

下北沢にある“Cateriam”は
13匹の猫たちと遊べる猫カフェ。
個性豊かなゆるゆる猫たちは今日もまったりほのぼの。
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